テキストエディタ「Sublime Text3」でプログラミング

こんにちは。社員Lです。
今回取り上げるテキストエディタとは、いわゆるメモ帳です。
ただ下記で紹介するソフトや他のテキストエディタには、便利な機能の付いたものが多数存在します。

それらの中から「Sublime Text3」を紹介したいと思います。
初めてテキストエディタを導入するという方は、どんな機能があるかなど分からないことでしょう。
ですので今回とりあえずこれはやっておいた方がいい、入れておいた方がいいという機能や設定を解説したいと思います。

  1. ソフトのダウンロード
  2. Package Controlのインストール
  3. パッケージのインストール
  4. パッケージの紹介
  5. 各種設定

1.ソフトのダウンロード

とにもかくにも、まずこちらからSublime Text3をダウンロードしてインストールしてください。インストールはダウンロードした実行ファイルを起動して、Next連打で完了するはずです。

(自分のOSが何bitか分からなければ、Windowsボタンを右クリックして、システムを開いてください。そこの”システムの種類欄”に記載してあります。)

2.Package Controlのインストール

通常Sublime Text3を自分の使いやすいようにカスタマイズするためにパッケージをインストールしていきます。
このPackage Controlはパッケージを入れるためのパッケージ管理ツールとなります。

まず「ctrl+`(SHIFT+@マーク)」を押すと下部にテキストを入力するボックスが現れます。そこにこのサイトにあるimport urllibから始まる文字列を入力します。
それでEnterを押せばインストール完了です。

3.パッケージのインストール

「Ctrl + Shift + P」でコマンドパレットを表示します。
「install」と入力すると「Package Control: Install Package」が表示されるので、それをクリックするとパッケージの検索画面が出るため、そこで必要なパッケージを探してください。

4.パッケージ紹介

使ってみて便利な、実際に私が入れているパッケージをご紹介します。

・メニューの日本語化「Japanize」

Sublime Text 3の日本語化パッケージです。

#引用
#############

Sublime Text 3の日本語化プラグインです。
[ゆーがいぶろぐ](http://blog.huwy.org/article/292827228.html)さんの日本語化ファイルがベースです。

適用手順
1.C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Sublime Text 3\Packages\Japanizeにインストールされている*.jpファイルを、
C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Sublime Text 3\Packages\Default
にコピーします。※Defaultフォルダがない場合は作成してください。
2.コピーしたファイルをオリジナルのファイル(.jpが付かないファイル)と置き換えます。(念のため、オリジナルのファイルが有る場合は.orgなどを付けて保管しておきましょう。)
3.C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Sublime Text 3\Packages\Japanize\Main.sublime-menu(.jpが付かない方)を、
C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Sublime Text 3\Packages\User
にコピーします。すると、他のプラグインで上書きされてしまっているトップメニューも日本語化されます。

※Mac OSでは/Users/ユーザー名/Library/Application Support/Sublime Text 3/Packages/*に読み替えてください。

#############

・日本語のインライン化「IMESupport」

Windows版で日本語入力をすると、日本語入力時に小窓が表示されてしまい、煩わしいと感じるかもしれません。それを本パッケージで解決できます。

・文字コードの変換「ConvertToUTF8」

Windowsのメモ帳などで文書を作成すると基本はShift-JISで書かれていますが、これをそのままSublime Text3で開くと、文字化けしてしまいます。
それを自動でUTF-8に変換してくれるのが本パッケージです。
また保存時は元の文字コードで保存されるので安心です。

・リアルタイムにコードのエラーチェック「SublimeLinter」

リアルタイムでコードのチェックをしてくれます。
Perlなら「SublimeLinter-contrib-perl」、Javaなら「SublimeLinter-contrib-java」のように、
個別に各Linterプラグインが必要です。

この例ではwhile文の” } “の閉じ忘れのエラーを指摘されています。

5.各種設定

基本設定(Preferences) -> Setting -> Userで設定します。
初期状態では、

となっていますが、これらを好きなように変更します。

ちなみに私の設定はこんな風になっています。

それぞれ説明しますと、

color_scheme : 設定中のカラースキーマのテーマを記載。ここを書き換えなくても、
基本設定(Preferences) -> color_scheme -> color_schemeを選択で変更できます。
好きな配色に設定しましょう。おすすめはMonokaiです。
上のSublimeLinterの図のような配色になります。

default_encoding : デフォルトのエンコーディングの文字コード
fallback_encoding : 文字コードが不明なファイルを開くときの文字コード
draw_white_space : タブ、スペースの記号を表示するか。常に表示する場合はall、選択時のみに表示する場合はselection、表示しない場合はnoneで表記
font_face : フォント

※ちなみに私が使っている Ricty Diminished はデフォルトでは入っておらずダウンロードしてきたものです。
https://github.com/yascentur/RictyDiminished
このページのDownload ZIPボタンからダウンロードしてきてください。

☆特徴
・半角文字と全角文字の横幅の比が 1:2
・en ダッシュ、em ダッシュが破断線になる
・l, i, 1 や、O,0の区別がつきやすい

またsource-han-code-jpも結構好きです。

font_size : フォントのサイズ : ctrl + + / -(プラス / マイナス)でも調整できます
highlight_line : カーソルのある行をハイライト表示
highlight_modified_tabs : 未保存のタブをハイライト表示
line_padding_top : 行間サイズ
show_encoding : 文字コード情報を右下のステータスバーに表示
show_line_endings : 改行コード情報を右下のステータスバーに表示
tab_size : タブのサイズ
ignored_packages :  [] で設定するとvimモードになります

今回の紹介は以上になりますが、ここで紹介した機能以外にも便利なパッケージがいくつもありますし、
ショートカットキーや分割ウインドウなども使いこなせるようになると、グッと使いやすくなることと思います。
こんな機能あったらいいのに・・・と思ったら、一度検索してみるといいかもしれません。